公開:2021年9月28日

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IBDの気になることば

IBDに関することばの解説をしています。

監修:弘前大学大学院医学研究科 消化器血液内科学講座 准教授 櫻庭 裕丈 先生

公開:2021年9月28日

監修:弘前大学大学院医学研究科 消化器血液内科学講座
准教授 櫻庭 裕丈 先生

自己免疫疾患

自己免疫疾患とは、自らの細胞や組織を有害なものと誤認して免疫系が攻撃してしまう疾患の総称です。本来、外部から侵入してきたウイルスなどを撃退するために働く免疫系が、なぜ自らを攻撃してしまうのか、はっきりとした原因はわかっていません。

自己免疫疾患には、IBD-INFOでも取り上げている潰瘍性大腸炎・クローン病のほかに、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群など多くのものがあります。
現状では、完治する治療法はなく、症状が落ち着いた状態である「寛解」を長期間維持することが治療の目標となります。寛解後に再び症状が悪化することを「再燃」といい、自己免疫疾患では再燃と寛解を繰り返すことがしばしばあります。寛解期であっても定期的な受診を行い、寛解を維持するために必要な治療を続けることになります。

参考図書:図解 看護・医学事典 第8版  医学書院