公開:2021年9月28日

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IBDの気になることば

IBDに関することばの解説をしています。

監修:弘前大学大学院医学研究科 消化器血液内科学講座 准教授 櫻庭 裕丈 先生

公開:2021年9月28日

監修:弘前大学大学院医学研究科 消化器血液内科学講座
准教授 櫻庭 裕丈 先生

小腸

小腸は胃から大腸までの間にある消化管です。その長さは6~7メートルほどあり、小腸とはいいますが、大腸よりもはるかに長いのです。

口から摂取した食物は胃で消化され粥状になります。粥状になった食物は小腸で完全に消化され吸収されます。水分、塩類、ビタミン類、生成したアミノ酸、単糖類、脂肪酸、グリセロールが吸収され、そこで吸収されなかったものや老廃物が大腸へと流れてきます。

小腸は、十二指腸、空腸、回腸に区分されます。
十二指腸は、小腸の始まりの部分で、その名の通り指12本分くらいの長さ(約25センチ)になります。十二指腸から続く空腸、回腸は、どこまでが空腸でどこからが回腸なのかといった明確な境界はありませんが、おおよそ小腸の5分の2が空腸で、大腸寄りの5分の3が回腸といわれています。

小腸管の内側の壁には、輪状のひだが無数にあり、小腸の粘膜の表面には、絨毛といわれる細かい突起があり、さらにその先には非常に細かい微絨毛が無数にあります。このような構造のおかげで、小腸は非常に広大な面積をもって、摂取した食物から栄養を吸収しているのです。

参考図書:図解 看護・医学事典 第8版  医学書院